フィギュアグランプリシリーズ2026が、10月23日のフランス大会を皮切りに開幕しました。2026-2027シーズンは、世界6カ国で行われる全6戦の成績を積み重ね、12月のグランプリファイナル進出を目指す短期決戦です。各選手・組が出場できるのは最大2大会。順位に応じて獲得するポイントが、シーズン終盤の代表的な国際タイトルを左右します。
国際スケート連盟(ISU)の公式リザルトによると、フランス大会では女子の中井亜美が219.74点で優勝し、男子では三浦佳生がショートプログラム9位から総合2位へ浮上しました。女子の青木祐奈もショート1位で発進するなど、日本勢の活躍が目立ちました。ここからカナダ、中国、アメリカ、フィンランド、日本へと戦いは続きます。最新日程、ポイント計算方法、ファイナル進出条件、テレビ朝日・BS朝日の放送予定を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 全6戦の開催日程:10月23日から11月29日まで開催。グランプリファイナルは12月10日~13日に中国・重慶で行われます。
- ファイナル進出条件:最大2大会の順位に応じてポイントを獲得し、男女シングル、ペア、アイスダンスの各種目で上位6選手・組が進出します。
- フランス杯の最新結果:中井亜美が女子優勝、三浦佳生が男子2位。初戦の獲得ポイントが今後の進出争いの基準になります。
【2026年最新】フィギュアグランプリシリーズの仕組みと全6戦の日程
ISUグランプリシリーズは、国際スケート連盟が主催するシニアのフィギュアスケート国際シリーズです。1995年に始まり、現在は男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目で争われます。
2026-2027シーズンは、ヨーロッパ、北米、アジアを巡る6大会を実施。各大会の順位をポイントに換算し、シリーズ終了時点の成績をもとにグランプリファイナルへの出場者を決めます。大会ごとの優勝だけでなく、2戦を通じた安定した成績が大きな意味を持つ仕組みです。
ISUの2026年シーズン案内によると、今季のグランプリシリーズは10月23日から11月29日までの6週連続開催。ファイナルは中国・重慶で12月10日から13日まで行われる予定です。
| 大会 | 開催日 | 開催地 |
|---|---|---|
| 第1戦 フランス大会 | 10月23日~25日 | フランス・アンジェ |
| 第2戦 スケートカナダ | 10月30日~11月1日 | カナダ・ケロウナ |
| 第3戦 中国大会 | 11月6日~8日 | 中国・深圳 |
| 第4戦 スケートアメリカ | 11月13日~15日 | アメリカ・エバレット |
| 第5戦 フィンランディアトロフィー | 11月20日~22日 | フィンランド・ヘルシンキ |
| 第6戦 NHK杯 | 11月27日~29日 | 日本・東京 |
| グランプリファイナル | 12月10日~13日 | 中国・重慶 |
大会日程は現地開催日を基準にしています。海外大会は時差の関係で、日本では翌日未明の競技になる場合があります。視聴や録画予約をする際は、テレビ局が発表する日本時間の放送予定も確認しておきましょう。
【ポイント計算方法】最大2大会の成績がファイナル進出を左右する
グランプリシリーズの大きな特徴は、各選手が出場する大会数に上限があることです。シニアの選手・組は原則として最大2大会に出場し、その順位に応じたポイントを獲得します。全6戦すべてに出場してポイントを稼ぐ方式ではありません。
また、フリーの得点や総合得点と、ファイナル進出に使うシリーズポイントは別の数字です。競技で獲得した総合得点が高くても、順位が低ければシリーズポイントは限られます。逆に、僅差の試合でも上位に入れば、ファイナル争いで有利な位置につけられます。
2026-2027シーズンのポイント配分は、種目によって対象となる順位が異なります。ISUのグランプリシリーズのポイント表では、男女シングルは8位まで、ペアとアイスダンスは6位までにポイントが付与されます。
- 1位:15ポイント
- 2位:13ポイント
- 3位:11ポイント
- 4位:9ポイント
- 5位:7ポイント
- 6位:5ポイント
- 7位:男女シングルのみ4ポイント
- 8位:男女シングルのみ3ポイント
例えば、男女シングルで1大会を優勝し、もう1大会で3位に入れば、合計は26ポイントです。一方、2大会とも4位なら18ポイントになります。このように、優勝回数だけでなく、2大会の順位の組み合わせが最終ランキングを左右します。
ファイナル進出条件は、男女シングル、ペア、アイスダンスの各種目でシリーズポイント上位6選手・組に入ることです。4種目それぞれで6枠が設けられるため、単純に総合ポイント上位24人を選ぶわけではありません。同点などの場合には、ISUの規定に基づく順位決定基準が適用されます。
出場資格や大会への割り当ては、前年の世界選手権などの成績、ISUのランキング、シーズンベスト、開催国の出場枠などを踏まえて決まります。世界選手権の上位選手をはじめ、国際大会で実績を残した選手が中心となる一方、若手がシニアの舞台で存在感を示す機会にもなっています。
【フランス杯2026結果】中井亜美が優勝、三浦佳生は9位から逆転
10月23日~25日にフランス・アンジェで開催された第1戦は、2026年のグランプリシリーズのポイント争いを占う重要な開幕戦となりました。ISU公式リザルトに掲載された男女シングルの結果では、日本勢がそれぞれ表彰台に食い込んでいます。
女子は中井亜美が219.74点で優勝。ショートプログラムでは3位でしたが、フリーでトップの149.08点を記録し、逆転で頂点に立ちました。2位はジョージアのアナスタシア・グバノワ、3位はイタリアのララ・ナキ・グットマンです。
青木祐奈はショートプログラムで首位に立ったものの、総合では200.62点で4位。住吉りをんはショート8位からフリーで巻き返し、190.70点で6位に入りました。ショートの順位だけでは最終結果を予測できないことを示す展開でした。
男子はフランスのアダム・シャオ・イム・ファが284.24点で優勝。三浦佳生はショート9位からフリーで2位の演技を見せ、総合247.96点で2位まで順位を上げました。山本草太もショート8位から総合5位へ浮上し、日本勢が2人ともポイントを獲得しています。
ペアではジョージアのアナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラワ組が204.65点で優勝。アイスダンスではフランスのロランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組が207.57点で首位となりました。4種目それぞれで獲得ポイントが発生し、ファイナルに向けた競争が始まっています。
フランス杯の結果を確認する際に押さえておきたいのは、総合得点とシリーズポイントを混同しないことです。中井の219.74点や三浦の247.96点は競技の総合得点であり、ファイナル進出ランキングに加算されるのは、それぞれ優勝の15ポイント、2位の13ポイントです。
【グランプリシリーズ最新ポイントランキング】初戦終了後の注目選手
10月26日時点では、フランス大会が終了した段階です。ISUが公表する2026-2027シーズンのシリーズランキングは大会ごとに更新され、初戦の結果が反映されています。ただし、残り5大会が控えているため、現在の順位がそのままファイナル進出を確定させるわけではありません。
女子シングルでは中井亜美が15ポイントで先頭に立ち、グバノワが13ポイント、グットマンが11ポイントで続きます。青木祐奈は9ポイント、住吉りをんは5ポイントを獲得しました。日本勢が複数の選手でポイントを持ち、次戦以降の結果を待つ状況です。
男子シングルでは、シャオ・イム・ファが15ポイント、三浦佳生が13ポイント、韓国のソ・ミンギュが11ポイント。山本草太は7ポイントを獲得しています。三浦はショートで出遅れても総合2位まで上がったため、次の出場大会でも安定したフリーを滑れるかが焦点になります。
ペアではメテルキナ/ベルラワ組が15ポイント、ボイコワ/コズロフスキー組が13ポイント、ヘッケ/クンケル組が11ポイント。アイスダンスはフルニエ・ボードリー/シゼロン組が15ポイント、デービス/スモルキン組が13ポイント、カレイラ/ポノマレンコ組が11ポイントでスタートしました。
ポイントランキングを見るときは、順位だけでなく、各選手の出場予定大会も合わせて確認する必要があります。最大2大会という制限があるため、すでに初戦を終えた選手と、これから2大会に出場する選手では、残りの獲得可能ポイントが異なります。次の出場予定と現在のポイントを照らし合わせることが、最新のファイナル進出争いを読む基本です。
【テレビ朝日・BS朝日】フィギュアグランプリシリーズ2026の放送予定
テレビ朝日の公式番組情報では、グランプリシリーズの各大会について、地上波の放送時間や注目選手が案内されています。フランス大会は10月24日午後1時30分から女子ショート、10月25日午後1時55分から男子ショート・女子フリー、10月26日午前1時55分から男子フリーが放送されました。
BS朝日では、フランス大会の男子フリーを10月25日午後9時からマルチチャンネル152chで放送。今後の予定として、11月2日午前5時からカナダ大会の女子フリー、11月6日午後5時25分から中国大会の女子ショート・ペアショート・男子ショート、11月7日午後5時30分から女子フリー・ペアフリー、11月8日午後2時から男子フリーが案内されています。
さらに、11月16日午前5時55分からはアメリカ大会の女子フリーがBS朝日で放送予定です。グランプリファイナルについては、テレビ朝日系列で12月10日から13日まで4夜連続の放送が予定されています。BS朝日の番組情報にはジュニア種目の放送枠も掲載されているため、シニアとジュニアの放送日時を分けて確認すると見逃しを防げます。
なお、シリーズの第6戦であるNHK杯は日本開催の大会で、放送予定はNHKの公式番組情報も確認する必要があります。テレビ朝日やBS朝日の放送予定だけで全競技を網羅できるとは限りません。地上波では一部種目のみの放送となる場合もあるため、ライブ配信や各局の最新番組表もあわせて確認するのがおすすめです。
放送時間は競技進行や番組編成により変更される可能性があります。特に海外大会は日本時間の深夜・早朝に競技が行われることがあるため、録画予約では日付が翌日に変わっていないかを確認しましょう。
【グランプリファイナル歴代優勝者】2026年の注目点と今後の争い
グランプリファイナルは、シリーズを勝ち抜いたトップ選手・組だけが出場できる大会です。2025年大会は愛知県名古屋市で開催され、男子シングルはアメリカのイリア・マリニン、女子シングルはアリサ・リウが優勝しました。ペアでは三浦璃来/木原龍一組、アイスダンスではマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組がタイトルを獲得しています。
こうした歴代優勝者を振り返ると、ファイナルは単にシリーズのポイントランキングを発表する場ではなく、短期間に世界のトップ選手が集まり、改めてタイトルを争う舞台だと分かります。シリーズで高い順位を重ねることと、ファイナル本番で勝ち切ることは、関連していても別の課題です。
2026年のファイナルは中国・重慶で12月10日から13日まで開催予定です。フランス大会で好スタートを切った中井亜美、三浦佳生をはじめ、これから登場する千葉百音、佐藤駿、島田麻央、渡辺倫果らにも注目が集まります。ただし、各選手の出場大会や結果は大会前後に変更される可能性があるため、最新の公式エントリーを確認することが大切です。
4年後のフランス・アルプス五輪を見据えたシーズンという点も、2026-2027シーズンの見どころです。五輪直後の新たなシーズンでは、実績のある選手が地位を固める一方、若手がシニアの国際大会で経験を積み、次の大舞台に向けて成長する過程も見られます。グランプリシリーズは、その勢力図を早い段階で把握するうえでも重要な大会です。
【フィギュアグランプリシリーズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:フィギュアグランプリシリーズ2026は全何戦ですか?
A1:シニアのシリーズ戦は全6戦です。フランス、カナダ、中国、アメリカ、フィンランド、日本で開催され、12月10日~13日のグランプリファイナルへと続きます。
Q2:グランプリファイナルに進出する条件は何ですか?
A2:最大2大会の成績に応じて獲得したシリーズポイントを集計し、男女シングル、ペア、アイスダンスの各種目で上位6選手・組に入ることが基本条件です。ポイントが同じ場合などは、ISUの順位決定基準に従います。
Q3:グランプリシリーズのポイントはどう計算しますか?
A3:優勝は15ポイント、2位は13ポイント、3位は11ポイントです。4位は9ポイント、5位は7ポイント、6位は5ポイントとなります。男女シングルは7位に4ポイント、8位に3ポイントが付与されますが、ペアとアイスダンスは6位までがポイント対象です。
Q4:フランス杯2026で優勝した日本人選手は誰ですか?
A4:女子シングルで中井亜美が219.74点を獲得して優勝しました。男子シングルでは三浦佳生が247.96点で2位となり、青木祐奈は女子4位、住吉りをんは女子6位に入りました。
Q5:フィギュアグランプリシリーズ2026はどこでテレビ放送されますか?
A5:テレビ朝日系列とBS朝日で各大会の一部種目が放送予定です。第6戦のNHK杯についてはNHKの公式番組情報も確認してください。放送日時は変更される場合があるため、視聴直前に最新の番組表をチェックしましょう。
まとめ:ポイントランキングと出場予定を合わせてファイナル進出争いを読む
フィギュアグランプリシリーズ2026は、全6戦の順位に応じてポイントを獲得し、各種目の上位6選手・組がグランプリファイナルへ進む仕組みです。最大2大会という出場制限があるため、初戦の結果だけでなく、残りの出場予定とポイント獲得の可能性を合わせて見ることが重要です。
フランス大会では中井亜美が女子優勝、三浦佳生が男子2位と、日本勢が好スタートを切りました。一方、シリーズはまだ始まったばかりで、カナダ大会以降の結果によってランキングは大きく変動します。現時点のポイント順位は、ファイナル進出を確定させるものではありません。
今後の動向を追う際は、ISUの公式リザルトで最新ポイントを確認し、テレビ朝日・BS朝日の放送予定や各大会のエントリーを照らし合わせるのが確実です。総合得点とシリーズポイントを区別し、出場予定大会まで把握すれば、ファイナル進出争いをより立体的に楽しめます。 (出典: フィギュア グランプリ シリーズ(Yahoo!ニュース))