NHK連続テレビ小説、通称「朝ドラ」は、1961年の第1作『娘と私』から2026年度後期の『ブラッサム』まで続く長寿ドラマシリーズです。歴代ヒロインには、樫山文枝、大竹しのぶ、斉藤由貴、松嶋菜々子、竹内結子、宮﨑あおい、波瑠、有村架純、広瀬すず、今田美桜ら、幅広い世代の視聴者に親しまれてきた俳優が名を連ねます。
2026年10月現在、放送中の第115作『ブラッサム』では石橋静河が主演を務めています。第114作『風、薫る』の見上愛・上坂樹里、第113作『ばけばけ』の髙石あかり、第112作『あんぱん』の今田美桜など、近年は複数の主人公を描く作品や、実在の人物をモデルにした作品も目立ちます。この記事では、放送年・作品名・主演やヒロインを全115作の一覧で整理し、昭和・平成・令和の変化、男性主演作との違い、歴代視聴率、出演後のキャリアまで解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 歴代作品数:1961年の『娘と私』から、2026年放送の第115作『ブラッサム』まで。
- 最新作:『ブラッサム』の主演は石橋静河。『風、薫る』は見上愛・上坂樹里のダブル主演。
- 人数が異なる理由:男性主演作、複数ヒロイン、同一人物の成長を複数の俳優が演じる作品があるため。
- 歴代視聴率:ビデオリサーチの関東地区・世帯視聴率では、『おしん』の期間平均52.6%が歴代最高。
- 時代ごとの変化:女性の一代記を中心とした構成から、複数世代の物語や職業、社会課題を描く作品へと広がっている。
【2026年最新】第1作『娘と私』から第115作『ブラッサム』まで
朝ドラの歴史をたどると、初期には家族や夫婦、地域社会を舞台にした作品が多く、その後、女性の自立、職業への挑戦、戦争と復興、芸術や文化の創造など、物語のテーマが広がっていきました。
NHKオンデマンドの連続テレビ小説作品一覧では、『娘と私』から『ブラッサム』までの歴代作品を確認できます。最新作『ブラッサム』は2026年9月28日に放送を開始した第115作で、石橋静河が主人公・葉野珠を演じています。前作『風、薫る』では見上愛と上坂樹里が主演を務めました。
なお、朝ドラの「ヒロイン」と「主演」は、必ずしも同じ意味ではありません。男性が主人公の作品では男性俳優が主演として表記され、女性の主要人物が物語上のヒロインとして登場することがあります。以下の一覧では、作品の主演と主要なヒロインが分かるよう、男性主演作や複数主人公の作品も併記します。
【歴代ヒロイン・主演女優一覧】全115作を放送年別にチェック
第1作から第115作までを、放送開始年と作品番号に沿ってまとめました。1975年度以降は原則として前期・後期の2作品が並びますが、それ以前には1年間を通して放送された作品もあります。また、年度や放送開始時期の表記は、作品の放送開始年を基準に整理しています。
| 作数 | 放送年・時期 | 作品名 | 主演・ヒロイン |
|---|---|---|---|
| 1 | 1961年 | 娘と私 | 北沢彪(男性主演) |
| 2 | 1962年 | あしたの風 | 渡辺富美子 |
| 3 | 1963年 | あかつき | 佐分利信(男性主演) |
| 4 | 1964年 | うず潮 | 林美智子 |
| 5 | 1965年 | たまゆら | 笠智衆(男性主演) |
| 6 | 1966年 | おはなはん | 樫山文枝 |
| 7 | 1967年 | 旅路 | 横内正・日色ともゑ |
| 8 | 1968年 | あしたこそ | 藤田弓子 |
| 9 | 1969年 | 信子とおばあちゃん | 大谷直子 |
| 10 | 1970年 | 虹 | 南田洋子 |
| 11 | 1971年 | 繭子ひとり | 山口果林 |
| 12 | 1972年 | 藍より青く | 真木洋子 |
| 13 | 1973年 | 北の家族 | 高橋洋子 |
| 14 | 1974年 | 鳩子の海 | 斉藤こず恵・藤田美保子 |
| 15 | 1975年前期 | 水色の時 | 大竹しのぶ |
| 16 | 1975年後期 | おはようさん | 秋野暢子 |
| 17 | 1976年前期 | 雲のじゅうたん | 浅茅陽子 |
| 18 | 1976年後期 | 火の国に | 鈴鹿景子 |
| 19 | 1977年前期 | いちばん星 | 高瀬春奈・五大路子 |
| 20 | 1977年後期 | 風見鶏 | 新井春美 |
| 21 | 1978年前期 | おていちゃん | 友里千賀子 |
| 22 | 1978年後期 | わたしは海 | 相原友子 |
| 23 | 1979年前期 | マー姉ちゃん | 熊谷真実 |
| 24 | 1979年後期 | 鮎のうた | 山咲千里 |
| 25 | 1980年前期 | なっちゃんの写真館 | 星野知子 |
| 26 | 1980年後期 | 虹を織る | 紺野美沙子 |
| 27 | 1981年前期 | まんさくの花 | 中村明美 |
| 28 | 1981年後期 | 本日も晴天なり | 原日出子 |
| 29 | 1982年前期 | ハイカラさん | 手塚理美 |
| 30 | 1982年後期 | よーいドン | 藤吉久美子 |
| 31 | 1983年 | おしん | 小林綾子・田中裕子・乙羽信子 |
| 32 | 1984年前期 | ロマンス | 榎木孝明(男性主演) |
| 33 | 1984年後期 | 心はいつもラムネ色 | 新藤栄作(男性主演) |
| 34 | 1985年前期 | 澪つくし | 沢口靖子 |
| 35 | 1985年後期 | いちばん太鼓 | 岡野進一郎(男性主演) |
| 36 | 1986年前期 | はね駒 | 斉藤由貴 |
| 37 | 1986年後期 | 都の風 | 加納みゆき |
| 38 | 1987年前期 | チョッちゃん | 古村比呂 |
| 39 | 1987年後期 | はっさい先生 | 若村麻由美 |
| 40 | 1988年前期 | ノンちゃんの夢 | 藤田朋子 |
| 41 | 1988年後期 | 純ちゃんの応援歌 | 山口智子 |
| 42 | 1989年前期 | 青春家族 | いしだあゆみ・清水美砂 |
| 43 | 1989年後期 | 和っこの金メダル | 渡辺梓 |
| 44 | 1990年前期 | 凛凛と | 田中実(男性主演) |
| 45 | 1990年後期 | 京、ふたり | 山本陽子・畠田理恵 |
| 46 | 1991年 | 君の名は | 鈴木京香・倉田てつを |
| 47 | 1992年前期 | おんなは度胸 | 泉ピン子・桜井幸子 |
| 48 | 1992年後期 | ひらり | 石田ひかり |
| 49 | 1993年前期 | ええにょぼ | 戸田菜穂 |
| 50 | 1993年後期 | かりん | 細川直美 |
| 51 | 1994年前期 | ぴあの | 純名里沙 |
| 52 | 1994年度 | 春よ、来い | 安田成美・中田喜子 |
| 53 | 1995年後期 | 走らんか! | 三国一夫(男性主演) |
| 54 | 1996年前期 | ひまわり | 松嶋菜々子 |
| 55 | 1996年後期 | ふたりっ子 | 岩崎ひろみ・菊池麻衣子 |
| 56 | 1997年前期 | あぐり | 田中美里 |
| 57 | 1997年後期 | 甘辛しゃん | 佐藤夕美子 |
| 58 | 1998年前期 | 天うらら | 須藤理彩 |
| 59 | 1998年後期 | やんちゃくれ | 小西美帆 |
| 60 | 1999年前期 | すずらん | 遠野凪子 |
| 61 | 1999年後期 | あすか | 竹内結子 |
| 62 | 2000年前期 | 私の青空 | 田畑智子 |
| 63 | 2000年後期 | オードリー | 岡本綾 |
| 64 | 2001年前期 | ちゅらさん | 国仲涼子 |
| 65 | 2001年後期 | ほんまもん | 池脇千鶴 |
| 66 | 2002年前期 | さくら | 高野志穂 |
| 67 | 2002年後期 | まんてん | 宮地真緒 |
| 68 | 2003年前期 | こころ | 中越典子 |
| 69 | 2003年後期 | てるてる家族 | 石原さとみ |
| 70 | 2004年前期 | 天花 | 藤澤恵麻 |
| 71 | 2004年後期 | わかば | 原田夏希 |
| 72 | 2005年前期 | ファイト | 本仮屋ユイカ |
| 73 | 2005年後期 | 風のハルカ | 村川絵梨 |
| 74 | 2006年前期 | 純情きらり | 宮﨑あおい |
| 75 | 2006年後期 | 芋たこなんきん | 藤山直美 |
| 76 | 2007年前期 | どんど晴れ | 比嘉愛未 |
| 77 | 2007年後期 | ちりとてちん | 貫地谷しほり |
| 78 | 2008年前期 | 瞳 | 榮倉奈々 |
| 79 | 2008年後期 | だんだん | 三倉茉奈・三倉佳奈 |
| 80 | 2009年前期 | つばさ | 多部未華子 |
| 81 | 2009年後期 | ウェルかめ | 倉科カナ |
| 82 | 2010年前期 | ゲゲゲの女房 | 松下奈緒 |
| 83 | 2010年後期 | てっぱん | 瀧本美織 |
| 84 | 2011年前期 | おひさま | 井上真央 |
| 85 | 2011年後期 | カーネーション | 尾野真千子・夏木マリ |
| 86 | 2012年前期 | 梅ちゃん先生 | 堀北真希 |
| 87 | 2012年後期 | 純と愛 | 夏菜 |
| 88 | 2013年前期 | あまちゃん | 能年玲奈(のん) |
| 89 | 2013年後期 | ごちそうさん | 杏 |
| 90 | 2014年前期 | 花子とアン | 吉高由里子 |
| 91 | 2014年後期 | マッサン | 玉山鉄二・シャーロット・ケイト・フォックス |
| 92 | 2015年前期 | まれ | 土屋太鳳 |
| 93 | 2015年後期 | あさが来た | 波瑠 |
| 94 | 2016年前期 | とと姉ちゃん | 高畑充希 |
| 95 | 2016年後期 | べっぴんさん | 芳根京子 |
| 96 | 2017年前期 | ひよっこ | 有村架純 |
| 97 | 2017年後期 | わろてんか | 葵わかな |
| 98 | 2018年前期 | 半分、青い。 | 永野芽郁 |
| 99 | 2018年後期 | まんぷく | 安藤サクラ |
| 100 | 2019年前期 | なつぞら | 広瀬すず |
| 101 | 2019年後期 | スカーレット | 戸田恵梨香 |
| 102 | 2020年前期 | エール | 窪田正孝・二階堂ふみ |
| 103 | 2020年後期 | おちょやん | 杉咲花 |
| 104 | 2021年前期 | おかえりモネ | 清原果耶 |
| 105 | 2021年後期 | カムカムエヴリバディ | 上白石萌音・深津絵里・川栄李奈 |
| 106 | 2022年前期 | ちむどんどん | 黒島結菜 |
| 107 | 2022年後期 | 舞いあがれ! | 福原遥 |
| 108 | 2023年前期 | らんまん | 神木隆之介・浜辺美波 |
| 109 | 2023年後期 | ブギウギ | 趣里 |
| 110 | 2024年前期 | 虎に翼 | 伊藤沙莉 |
| 111 | 2024年後期 | おむすび | 橋本環奈 |
| 112 | 2025年前期 | あんぱん | 今田美桜 |
| 113 | 2025年後期 | ばけばけ | 髙石あかり |
| 114 | 2026年前期 | 風、薫る | 見上愛・上坂樹里 |
| 115 | 2026年後期 | ブラッサム | 石橋静河 |
一覧を見る際に注意したいのは、主演表記とヒロイン表記を完全に同一視しないことです。たとえば『エール』は窪田正孝が主人公を演じ、二階堂ふみが妻・音を演じる構成です。『らんまん』も神木隆之介が主人公で、浜辺美波が物語の重要なヒロインを担っています。こうした作品を女性主演作だけのリストに含めるかどうかで、集計結果は変わります。
【昭和・平成・令和を比較】朝ドラヒロインはどう変わった?
歴代ヒロインの変化を理解するには、俳優の顔ぶれだけでなく、放送形式と物語の主題を合わせて見る必要があります。
昭和:長い時間をかけて描く人生と家族
1961年に始まった朝ドラは、初期には1年間を通して1作品を放送する形式でした。1975年度後期以降は前期・後期の半年交代が定着し、物語の構成やヒロインの描き方にも変化が生まれます。
昭和期の代表作として知られる『おはなはん』『水色の時』『澪つくし』『おしん』などでは、家族や地域社会、女性の生き方が大きなテーマになりました。『おしん』は幼少期を小林綾子、青年期を田中裕子、晩年を乙羽信子が演じ、主人公の長い人生を複数の俳優で表現した代表例です。
平成:職業への挑戦と多彩なヒロイン像
平成期には『ひまわり』の松嶋菜々子、『あすか』の竹内結子、『ちゅらさん』の国仲涼子、『純情きらり』の宮﨑あおいなど、作品をきっかけに幅広い視聴者へ認知された俳優が登場しました。
ヒロインの仕事や夢を物語の中心に据える作品が増え、医師、料理人、音楽家、職人など、さまざまな分野に挑む人物が描かれます。2000年代には世帯視聴率が以前より低い作品も増えましたが、2010年代には『あまちゃん』『ごちそうさん』『あさが来た』などが高い支持を獲得しました。
令和:複数主人公や社会的テーマの広がり
令和期には、ヒロイン一人の人生を軸にする従来型に加え、複数の人物や世代を通して社会を描く作品が目立ちます。『カムカムエヴリバディ』では上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が3世代のヒロインを演じ、世代を超えた家族の物語を展開しました。
『虎に翼』では伊藤沙莉が法曹の道を切り開く主人公を演じ、女性の権利や法制度を物語に取り入れました。『風、薫る』では見上愛と上坂樹里の2人が主演を務めています。主人公を一人に絞らない構成は、異なる立場や価値観を同じ作品内で描く手法として機能しています。
また、2020年度の『エール』以降、朝ドラの本編放送は月曜日から金曜日までの週5日編成になりました。作品の放送形式や視聴環境も変わっており、昭和の作品と令和の作品を単純に同じ条件で比較することはできません。
【ヒロインの人数が作品数と異なる理由】男性主演作・複数ヒロインを解説
朝ドラは第115作まで制作されていますが、「115作品だからヒロインも115人」とは限りません。作品数、主演俳優の人数、物語上のヒロインの人数は、それぞれ別の数え方だからです。
理由1:男性が主人公を務める作品がある
『娘と私』『あかつき』『たまゆら』『ロマンス』『心はいつもラムネ色』『いちばん太鼓』『凛凛と』『走らんか!』などは、男性が主人公を務めた作品です。近年にも『エール』や『らんまん』のように男性主人公を中心に据えた作品があります。
こうした作品でも、物語の中核を担う女性が登場することはあります。そのため、「女性の主演女優だけを数える一覧」と「男性主人公の作品も含めて物語上のヒロインを整理した一覧」では、掲載される名前が異なります。
理由2:一つの作品に複数のヒロインが登場する
『カムカムエヴリバディ』は、安子・るい・ひなたという3世代の物語を、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が担いました。『風、薫る』は見上愛と上坂樹里のダブル主演です。『ふたりっ子』や『だんだん』のように、双子や複数の女性を中心に描く作品もあります。
複数の主演やヒロインを一人ずつ数えれば、作品数を上回ることがあります。反対に、男性主演作の主演俳優だけを数える一覧では、女性ヒロインの人数は別途整理する必要があります。
理由3:主人公の成長段階で演じる俳優が変わる
『おしん』では、同じ主人公を幼少期・青年期・晩年の3人が演じました。『鳩子の海』や『いちばん星』にも、役柄を引き継ぐ形で主演俳優が交代する例があります。
この場合、物語上の主人公は一人でも、出演した俳優の人数は複数になります。歴代ヒロインを正確に数えるには、作品数だけでなく、役柄の交代、複数主人公、男性主演作の扱いを区別することが欠かせません。
【2025〜2026年の注目ヒロイン】今田美桜・髙石あかり・見上愛・石橋静河
2025年から2026年にかけての朝ドラでは、幅広いキャリアを持つ俳優と、主演を通して新たな存在感を示す俳優が並びました。
『あんぱん』今田美桜
第112作『あんぱん』は2025年前期の作品です。今田美桜が主演を務め、アンパンマンを生み出したやなせたかしと、その妻・小松暢をモデルにした物語が描かれました。実在の人物をモデルに、創作活動と人生を結びつける朝ドラの伝統を受け継いだ作品です。
『ばけばけ』髙石あかり
第113作『ばけばけ』は2025年後期に放送され、髙石あかりが主演を務めました。小泉八雲の妻・小泉セツをモデルにした作品で、異なる文化や価値観の出会いを物語の軸にしています。主人公を演じる俳優だけでなく、時代背景や人物の関係性に注目すると、作品の魅力をより深く理解できます。
『風、薫る』見上愛・上坂樹里
第114作『風、薫る』は2026年前期の作品で、見上愛と上坂樹里が主演を務めました。2人の主人公を通して物語を展開する構成は、一人のヒロインを長期間追う作品とは異なる見どころです。歴代ヒロインの一覧を比較する際には、ダブル主演であることを押さえておきたい作品です。
『ブラッサム』石橋静河
2026年度後期の第115作『ブラッサム』は、石橋静河が主人公・葉野珠を演じる作品です。2026年9月28日に放送が始まり、10月26日現在、放送中です。NHKオンデマンドの番組情報にも、石橋静河をはじめとする出演者が掲載されています。放送中のため、最終的な評価や期間平均視聴率は今後の放送を経て確定します。
朝ドラ出演後、ヒロインたちはどう活躍している?
朝ドラのヒロイン経験は、俳優のキャリアにおける大きな節目になることがあります。ただし、出演後の進路は一様ではありません。連続ドラマや映画で主演を重ねる俳優もいれば、舞台や音楽、ナレーションなど活動の幅を広げる俳優もいます。
たとえば、『ひまわり』の松嶋菜々子、『あすか』の竹内結子、『純情きらり』の宮﨑あおい、『あまちゃん』の能年玲奈(のん)、『ひよっこ』の有村架純、『なつぞら』の広瀬すず、『虎に翼』の伊藤沙莉などは、異なる時代の朝ドラを代表する顔ぶれです。朝ドラ以前からキャリアを積んでいた俳優も多く、出演後の活躍をすべて朝ドラだけの効果として説明することはできません。
ヒロインの「その後」を調べる際は、出演作の一覧、所属先の公式プロフィール、映画や舞台の出演情報などを確認するのが基本です。結婚や家族構成などの私生活と、俳優としての活動実績は切り分けて見ると、人物のキャリアをより正確に理解できます。
【朝ドラ視聴率の歴代ランキング】『おしん』はなぜ突出している?
歴代ヒロインを語るうえで、作品の視聴率もよく比較される指標です。ただし、初回視聴率、最高視聴率、期間平均視聴率はそれぞれ意味が異なります。ここでは、ビデオリサーチが公表する関東地区の世帯視聴率のうち、期間平均を中心に見ていきます。
ビデオリサーチの歴代データによると、期間平均世帯視聴率の首位は1983年の『おしん』で、52.6%を記録しています。番組最高世帯視聴率は62.9%です。2位以下にも1970年代の作品が多く並び、当時の朝ドラが非常に高い視聴習慣を形成していたことが分かります。
歴代の期間平均世帯視聴率上位には、次の作品が入っています。
- 1位:『おしん』52.6%
- 2位:『繭子ひとり』47.4%
- 3位:『藍より青く』47.3%
- 4位:『鳩子の海』47.2%
- 5位:『北の家族』46.1%
- 6位:『おはなはん』45.8%
- 6位:『旅路』45.8%
- 8位:『あしたこそ』44.9%
- 9位:『澪つくし』44.3%
- 10位:『おていちゃん』43.0%
このランキングから分かるのは、朝ドラの視聴率が時代ごとのテレビ視聴環境に大きく左右されるということです。かつては地上波テレビのリアルタイム視聴が現在よりも生活に密着していましたが、現在は録画や見逃し配信など、視聴方法が多様化しています。
そのため、昭和の52.6%と2020年代の数字を並べて、作品の面白さだけを直接比較することはできません。歴代ランキングは記録を知るうえでは有効ですが、物語の評価や視聴者の満足度とは別の指標として扱う必要があります。
2025〜2026年の期間平均世帯視聴率では、『あんぱん』が16.1%、『ばけばけ』が15.2%、『風、薫る』が13.8%でした。放送中の『ブラッサム』は初回が15.5%で、期間平均はまだ確定していません。最新作を評価する場合は、初回の数字と全期間の平均を混同しないことが大切です。
【朝ドラヒロイン歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:朝ドラの歴代作品は全部で何作ありますか?
A1:2026年10月現在、第1作『娘と私』から第115作『ブラッサム』までの115作です。『ブラッサム』は2026年9月28日に放送を開始しました。
Q2:2026年最新の朝ドラヒロインは誰ですか?
A2:放送中の『ブラッサム』で主演を務める石橋静河です。前作『風、薫る』は見上愛と上坂樹里のダブル主演でした。
Q3:朝ドラのヒロインは作品数と同じ人数ではないのですか?
A3:同じ人数になるとは限りません。男性主演作、複数のヒロインが登場する作品、主人公の成長段階で俳優が交代する作品があるためです。作品数と俳優の人数を比較する際は、主演、ヒロイン、役柄の交代を区別して数える必要があります。
まとめ:朝ドラ歴代ヒロインを比較するときの判断基準
朝ドラ歴代ヒロインの歴史は、1961年の『娘と私』から2026年の『ブラッサム』まで、テレビドラマと日本社会の変化を映し出してきました。昭和期には家族や女性の一代記を中心とした作品が多く、平成期には職業や夢に挑む多彩なヒロインが登場。令和期には複数主人公や社会的テーマを取り入れた作品が広がっています。
歴代一覧を活用するなら、まず作品番号・放送年・作品名・主演俳優を確認し、次に複数ヒロインや男性主演作の有無をチェックするのがおすすめです。視聴率を比較する場合は、初回・最高・期間平均のどの数字なのかを確認し、異なる時代の視聴環境も考慮しましょう。
ヒロインの名前だけを追うのではなく、作品が描いた時代、役柄の変化、出演後のキャリアまで見ると、朝ドラの歴史はより立体的に見えてきます。今後の作品でも、どのような俳優が新たな主人公を演じ、どのような生き方が物語に描かれるのかが注目されます。 (出典: 朝ドラ ヒロイン 歴代(Yahoo!ニュース))