NHK連続テレビ小説、通称「朝ドラ」は、1961年の第1作『娘と私』から2026年の第115作『ブラッサム』まで、時代ごとの女性像や働き方、家族観、社会の変化を描いてきました。歴代ヒロインには、樫山文枝、大竹しのぶ、斉藤由貴、松嶋菜々子、竹内結子、宮﨑あおい、能年玲奈(のん)、波瑠、今田美桜ら、後に幅広い分野で活躍する俳優が名を連ねています。
2026年10月現在、放送中の第115作は『ブラッサム』で、主演は石橋静河です。この記事では、朝ドラ歴代ヒロイン・主演女優一覧を放送年と作品番号に沿って整理し、平均視聴率ランキング、昭和・平成・令和の変化、男性主演作品、複数ヒロイン作品まで詳しく紹介します。NHKの作品情報とビデオリサーチの公表データをもとに、歴代115作を振り返ります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 歴代115作:第1作『娘と私』(1961年)から第115作『ブラッサム』(2026年)までの作品・主演一覧を掲載。
- 視聴率の歴代1位:『おしん』(1983年)の期間平均世帯視聴率は52.6%。現在の作品と比較する際は、視聴環境の違いにも注意が必要。
- ヒロインの変化:新人女優の抜てきから実力派俳優の起用、複数主人公、男性主演まで、朝ドラの主役像は多様化している。
【2026年最新】朝ドラ歴代ヒロイン一覧は全115作!最新作の主演は石橋静河
2026年の連続テレビ小説は、前期の第114作『風、薫る』に続き、9月28日から第115作『ブラッサム』が放送されています。NHKオンデマンドの連続テレビ小説作品一覧でも、『ブラッサム』が2026年放送の作品として掲載されています。
『ブラッサム』の主演は石橋静河。主人公・葉野珠を演じています。初回の関東地区世帯視聴率は15.5%と報じられていますが、これは初回の数値であり、全放送回を対象に算出する期間平均視聴率とは異なります。作品の最終的な視聴率評価は、放送終了後に確定する期間平均を待つ必要があります。
朝ドラは、作品数とヒロインの人数が必ずしも一致しません。1人の主人公の少女時代から晩年までを複数の俳優が演じる作品や、複数の女性の人生を描く作品、男性が主人公となる作品もあるためです。そのため、歴代一覧では単純に主演女優だけを並べるのではなく、作品ごとの主演・主人公の構成を確認することが大切です。
【保存版】NHK連続テレビ小説の歴代115作・主演一覧と平均視聴率
以下は、第1作から第115作までの朝ドラ全作品一覧です。放送年、作品名、主演・ヒロイン、期間平均世帯視聴率をまとめました。主演が複数いる作品では複数名を記載し、男性主演作では男性俳優を主人公として掲載しています。
視聴率はビデオリサーチ公表値を基準とした関東地区の期間平均世帯視聴率です。第1作から第3作までは、同じ基準で比較できる公表データがそろっていません。第115作『ブラッサム』は放送中のため、期間平均は未確定です。
| 作数 | 放送年 | 作品名 | 主演・ヒロイン | 平均視聴率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1961年 | 娘と私 | 北沢彪(男性主演) | 公表データなし |
| 2 | 1962年 | あしたの風 | 渡辺富美子 | 公表データなし |
| 3 | 1963年 | あかつき | 佐分利信(男性主演) | 公表データなし |
| 4 | 1964年 | うず潮 | 林美智子 | 30.2% |
| 5 | 1965年 | たまゆら | 笠智衆(男性主演) | 33.6% |
| 6 | 1966年 | おはなはん | 樫山文枝 | 45.8% |
| 7 | 1967年 | 旅路 | 横内正・日色ともゑ | 45.8% |
| 8 | 1968年 | あしたこそ | 藤田弓子 | 44.9% |
| 9 | 1969年 | 信子とおばあちゃん | 大谷直子 | 37.8% |
| 10 | 1970年 | 虹 | 南田洋子 | 37.9% |
| 11 | 1971年 | 繭子ひとり | 山口果林 | 47.4% |
| 12 | 1972年 | 藍より青く | 真木洋子 | 47.3% |
| 13 | 1973年 | 北の家族 | 高橋洋子 | 46.1% |
| 14 | 1974年 | 鳩子の海 | 斉藤こず恵→藤田美保子 | 47.2% |
| 15 | 1975年前期 | 水色の時 | 大竹しのぶ | 40.1% |
| 16 | 1975年後期 | おはようさん | 秋野暢子 | 39.6% |
| 17 | 1976年前期 | 雲のじゅうたん | 浅茅陽子 | 40.1% |
| 18 | 1976年後期 | 火の国に | 鈴鹿景子 | 35.0% |
| 19 | 1977年前期 | いちばん星 | 高瀬春奈→五大路子 | 37.2% |
| 20 | 1977年後期 | 風見鶏 | 新井春美 | 38.3% |
| 21 | 1978年前期 | おていちゃん | 友里千賀子 | 43.0% |
| 22 | 1978年後期 | わたしは海 | 相原友子 | 35.9% |
| 23 | 1979年前期 | マー姉ちゃん | 熊谷真実 | 42.8% |
| 24 | 1979年後期 | 鮎のうた | 山咲千里 | 42.7% |
| 25 | 1980年前期 | なっちゃんの写真館 | 星野知子 | 39.6% |
| 26 | 1980年後期 | 虹を織る | 紺野美沙子 | 38.5% |
| 27 | 1981年前期 | まんさくの花 | 中村明美 | 37.1% |
| 28 | 1981年後期 | 本日も晴天なり | 原日出子 | 36.6% |
| 29 | 1982年前期 | ハイカラさん | 手塚理美 | 36.2% |
| 30 | 1982年後期 | よーいドン | 藤吉久美子 | 38.8% |
| 31 | 1983年 | おしん | 小林綾子・田中裕子・乙羽信子 | 52.6% |
| 32 | 1984年前期 | ロマンス | 榎木孝明(男性主演) | 39.0% |
| 33 | 1984年後期 | 心はいつもラムネ色 | 新藤栄作(男性主演) | 40.2% |
| 34 | 1985年前期 | 澪つくし | 沢口靖子 | 44.3% |
| 35 | 1985年後期 | いちばん太鼓 | 岡野進一郎(男性主演) | 33.4% |
| 36 | 1986年前期 | はね駒 | 斉藤由貴 | 41.7% |
| 37 | 1986年後期 | 都の風 | 加納みゆき | 39.3% |
| 38 | 1987年前期 | チョッちゃん | 古村比呂 | 38.0% |
| 39 | 1987年後期 | はっさい先生 | 若村麻由美 | 38.1% |
| 40 | 1988年前期 | ノンちゃんの夢 | 藤田朋子 | 39.1% |
| 41 | 1988年後期 | 純ちゃんの応援歌 | 山口智子 | 38.6% |
| 42 | 1989年前期 | 青春家族 | いしだあゆみ・清水美砂 | 37.8% |
| 43 | 1989年後期 | 和っこの金メダル | 渡辺梓 | 33.8% |
| 44 | 1990年前期 | 凛凛と | 田中実(男性主演) | 33.9% |
| 45 | 1990年後期 | 京、ふたり | 山本陽子・畠田理恵 | 35.6% |
| 46 | 1991年 | 君の名は | 鈴木京香・倉田てつを | 29.1% |
| 47 | 1992年前期 | おんなは度胸 | 泉ピン子・桜井幸子 | 38.5% |
| 48 | 1992年後期 | ひらり | 石田ひかり | 36.9% |
| 49 | 1993年前期 | ええにょぼ | 戸田菜穂 | 35.2% |
| 50 | 1993年後期 | かりん | 細川直美 | 31.4% |
| 51 | 1994年前期 | ぴあの | 純名里沙 | 25.5% |
| 52 | 1994年度 | 春よ、来い | 安田成美・中田喜子 | 24.7% |
| 53 | 1995年後期 | 走らんか! | 三国一夫(男性主演) | 20.5% |
| 54 | 1996年前期 | ひまわり | 松嶋菜々子 | 25.5% |
| 55 | 1996年後期 | ふたりっ子 | 岩崎ひろみ・菊池麻衣子 | 29.0% |
| 56 | 1997年前期 | あぐり | 田中美里 | 28.4% |
| 57 | 1997年後期 | 甘辛しゃん | 佐藤夕美子 | 26.6% |
| 58 | 1998年前期 | 天うらら | 須藤理彩 | 27.7% |
| 59 | 1998年後期 | やんちゃくれ | 小西美帆 | 25.5% |
| 60 | 1999年前期 | すずらん | 遠野凪子 | 26.2% |
| 61 | 1999年後期 | あすか | 竹内結子 | 24.4% |
| 62 | 2000年前期 | 私の青空 | 田畑智子 | 24.1% |
| 63 | 2000年後期 | オードリー | 岡本綾 | 20.5% |
| 64 | 2001年前期 | ちゅらさん | 国仲涼子 | 22.2% |
| 65 | 2001年後期 | ほんまもん | 池脇千鶴 | 22.6% |
| 66 | 2002年前期 | さくら | 高野志穂 | 23.3% |
| 67 | 2002年後期 | まんてん | 宮地真緒 | 20.7% |
| 68 | 2003年前期 | こころ | 中越典子 | 21.3% |
| 69 | 2003年後期 | てるてる家族 | 石原さとみ | 18.9% |
| 70 | 2004年前期 | 天花 | 藤澤恵麻 | 16.2% |
| 71 | 2004年後期 | わかば | 原田夏希 | 17.0% |
| 72 | 2005年前期 | ファイト | 本仮屋ユイカ | 16.7% |
| 73 | 2005年後期 | 風のハルカ | 村川絵梨 | 17.5% |
| 74 | 2006年前期 | 純情きらり | 宮﨑あおい | 19.4% |
| 75 | 2006年後期 | 芋たこなんきん | 藤山直美 | 16.8% |
| 76 | 2007年前期 | どんど晴れ | 比嘉愛未 | 19.4% |
| 77 | 2007年後期 | ちりとてちん | 貫地谷しほり | 15.9% |
| 78 | 2008年前期 | 瞳 | 榮倉奈々 | 15.2% |
| 79 | 2008年後期 | だんだん | 三倉茉奈・三倉佳奈 | 16.2% |
| 80 | 2009年前期 | つばさ | 多部未華子 | 13.8% |
| 81 | 2009年後期 | ウェルかめ | 倉科カナ | 13.5% |
| 82 | 2010年前期 | ゲゲゲの女房 | 松下奈緒 | 18.6% |
| 83 | 2010年後期 | てっぱん | 瀧本美織 | 17.2% |
| 84 | 2011年前期 | おひさま | 井上真央 | 18.8% |
| 85 | 2011年後期 | カーネーション | 尾野真千子 | 19.1% |
| 86 | 2012年前期 | 梅ちゃん先生 | 堀北真希 | 20.7% |
| 87 | 2012年後期 | 純と愛 | 夏菜 | 17.1% |
| 88 | 2013年前期 | あまちゃん | 能年玲奈(のん) | 20.6% |
| 89 | 2013年後期 | ごちそうさん | 杏 | 22.3% |
| 90 | 2014年前期 | 花子とアン | 吉高由里子 | 22.6% |
| 91 | 2014年後期 | マッサン | 玉山鉄二・シャーロット・ケイト・フォックス | 21.1% |
| 92 | 2015年前期 | まれ | 土屋太鳳 | 19.4% |
| 93 | 2015年後期 | あさが来た | 波瑠 | 23.5% |
| 94 | 2016年前期 | とと姉ちゃん | 高畑充希 | 22.8% |
| 95 | 2016年後期 | べっぴんさん | 芳根京子 | 20.3% |
| 96 | 2017年前期 | ひよっこ | 有村架純 | 20.4% |
| 97 | 2017年後期 | わろてんか | 葵わかな | 20.1% |
| 98 | 2018年前期 | 半分、青い。 | 永野芽郁 | 21.1% |
| 99 | 2018年後期 | まんぷく | 安藤サクラ | 21.4% |
| 100 | 2019年前期 | なつぞら | 広瀬すず | 21.0% |
| 101 | 2019年後期 | スカーレット | 戸田恵梨香 | 19.4% |
| 102 | 2020年前期 | エール | 窪田正孝(男性主演)・二階堂ふみ | 20.1% |
| 103 | 2020年後期 | おちょやん | 杉咲花 | 17.4% |
| 104 | 2021年前期 | おかえりモネ | 清原果耶 | 16.3% |
| 105 | 2021年後期 | カムカムエヴリバディ | 上白石萌音・深津絵里・川栄李奈 | 17.1% |
| 106 | 2022年前期 | ちむどんどん | 黒島結菜 | 15.8% |
| 107 | 2022年後期 | 舞いあがれ! | 福原遥 | 15.6% |
| 108 | 2023年前期 | らんまん | 神木隆之介(男性主演)・浜辺美波 | 16.6% |
| 109 | 2023年後期 | ブギウギ | 趣里 | 15.9% |
| 110 | 2024年前期 | 虎に翼 | 伊藤沙莉 | 16.8% |
| 111 | 2024年後期 | おむすび | 橋本環奈 | 13.1% |
| 112 | 2025年前期 | あんぱん | 今田美桜 | 16.1% |
| 113 | 2025年後期 | ばけばけ | 髙石あかり | 15.2% |
| 114 | 2026年前期 | 風、薫る | 見上愛・上坂樹里 | 13.8% |
| 115 | 2026年後期 | ブラッサム | 石橋静河 | 放送中・初回15.5% |
※視聴率は関東地区の期間平均世帯視聴率を基本としています。初期作品には比較可能な公表値がないものがあります。また、視聴率の算出方法や放送時間には年代による違いがあるため、数値を比較する際は同じ指標であることを確認してください。
【昭和・平成・令和の朝ドラヒロイン比較】時代とともに変わった主演像
朝ドラの歴代主演女優を年代別に見ると、作品のテーマだけでなく、キャスティングの考え方にも変化が表れています。昭和期は女性の半生や家族の歴史を描く作品が多く、平成期には職業や夢、恋愛、地域社会など、主人公が直面する課題の幅が広がりました。令和期は、歴史上の人物や実在の文化人を題材にしながら、ジェンダーや仕事、社会制度などのテーマを正面から扱う作品も目立ちます。
昭和期:女性の一代記と国民的な視聴習慣
『おはなはん』『鳩子の海』『おしん』などは、主人公が困難を乗り越えながら成長していく物語で支持を集めました。とりわけ『おしん』は、少女時代を小林綾子、青年期を田中裕子、晩年を乙羽信子が演じ、主人公の長い人生を複数の俳優で描いた代表例です。主演女優の演技だけでなく、時代をまたいで一人の人物を描く構成そのものが作品の特徴になりました。
平成期:職業・夢・地域をめぐる物語へ
『ひまわり』の松嶋菜々子、『あすか』の竹内結子、『純情きらり』の宮﨑あおいなど、後に映画や連続ドラマでも存在感を示す俳優が主演を務めました。主人公が仕事を通じて自立したり、家業や地域文化を受け継いだりする物語が増え、女性の生き方を描く切り口も多様になっています。
令和期:歴史や社会課題を扱い、主人公の幅も拡大
『虎に翼』では伊藤沙莉が法曹界で道を切り開く主人公を演じ、『あんぱん』では今田美桜が物語を担いました。男性が主演する『エール』『らんまん』や、複数の女性の人生を描く『カムカムエヴリバディ』『風、薫る』もあり、「朝ドラの主役は女性1人」というイメージだけでは、現在の作品構成を説明できません。
なお、昭和・平成・令和という区分は、作品の放送開始時期に基づいて考えると整理しやすくなります。長期間放送された作品や年度をまたぐ作品は、作品の放送期間と元号の切り替わりを混同しないよう注意が必要です。
【朝ドラ平均視聴率ランキング】歴代トップは『おしん』の52.6%
ビデオリサーチの関東地区・世帯視聴率データでは、期間平均の歴代1位は1983年の『おしん』で、52.6%を記録しています。番組最高世帯視聴率は62.9%です。現在の朝ドラではなかなか見られない水準であり、作品の知名度だけでなく、当時のテレビ視聴習慣も含めて理解する必要があります。
歴代の期間平均世帯視聴率を上位から見ると、次の作品が代表的です。
- 1位:『おしん』(1983年)52.6%
- 2位:『繭子ひとり』(1971年)47.4%
- 3位:『藍より青く』(1972年)47.3%
- 4位:『鳩子の海』(1974年)47.2%
- 5位:『北の家族』(1973年)46.1%
- 6位タイ:『おはなはん』(1966年)、『旅路』(1967年)各45.8%
- 8位:『あしたこそ』(1968年)44.9%
- 9位:『澪つくし』(1985年)44.3%
- 10位:『おていちゃん』(1978年前期)43.0%
このランキングを見ると、上位は1970年代から1980年代前半の作品が中心です。一方、2000年以降に限ると『私の青空』(2000年前期)が24.1%で首位となり、2010年代以降では『あさが来た』(2015年後期)の23.5%が高い水準にあります。
2024年後期の『おむすび』は13.1%、2026年前期の『風、薫る』は13.8%でした。ただし、『ブラッサム』は放送中のため、現時点では全期間の平均視聴率ランキングに確定値として加えることはできません。
視聴率の比較で見落としたくないのは、数字が作品の評価をすべて表すわけではない点です。1960〜1980年代はテレビが家庭の主要な娯楽だった時代であり、現在は録画や見逃し配信、インターネットでの視聴など、作品に触れる方法が増えています。世帯視聴率は重要な指標ですが、作品の人気や影響力を判断する際は、放送時代と視聴方法の違いも考慮する必要があります。
【男性主演・複数ヒロイン作品一覧】朝ドラの主役は女性だけではない
朝ドラの歴史を振り返ると、女性が主人公の作品が多い一方、男性を中心に物語を進める作品も制作されています。第1作『娘と私』の北沢彪、第3作『あかつき』の佐分利信、第5作『たまゆら』の笠智衆は、初期の男性主演作として挙げられます。
その後も『ロマンス』の榎木孝明、『心はいつもラムネ色』の新藤栄作、『いちばん太鼓』の岡野進一郎、『凛凛と』の田中実、『走らんか!』の三国一夫など、男性が主人公を務めた作品があります。近年では、古関裕而をモデルとする人物を窪田正孝が演じた『エール』、植物学者をモデルとする主人公を神木隆之介が演じた『らんまん』が代表例です。
男性主演作では、女性ヒロインが物語上の重要人物として登場していても、主演俳優の表記と物語の中心人物が必ずしも同一ではない場合があります。歴代一覧を調べるときは、「主演」「主人公」「ヒロイン」を区別すると、作品情報をより正確に把握できます。
複数ヒロイン作品の代表例
- 『おしん』:小林綾子、田中裕子、乙羽信子が主人公の異なる年代を演じる。
- 『ふたりっ子』:岩崎ひろみと菊池麻衣子が双子の姉妹を演じる。
- 『京、ふたり』:山本陽子と畠田理恵が主演を務める。
- 『だんだん』:三倉茉奈と三倉佳奈が双子の主人公を演じる。
- 『カムカムエヴリバディ』:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が、時代をつなぐ3人のヒロインを演じる。
- 『風、薫る』:見上愛と上坂樹里の2人が主演を務める。
複数ヒロインの形式には、姉妹や親子の関係を描く作品、1人の人生を年代別に描く作品、異なる世代の主人公をリレー形式で描く作品などがあります。同じ「複数ヒロイン」でも物語の構造は異なるため、出演者の人数だけでなく、作品内でどのような役割を担うのかを見ることがポイントです。
【新人女優の抜てきから実力派まで】朝ドラ歴代ヒロインの選考と現在の放送状況
朝ドラのヒロインといえば、新人女優の抜てきを思い浮かべる人も少なくありません。実際に、初期の『おはなはん』や『旅路』では、当時の知名度だけに頼らないキャスティングが話題となり、作品の成功とともに主演俳優の存在感が広がりました。
朝ドラの主演は、数か月にわたる撮影を通して主人公の成長や人生の変化を演じ続ける仕事です。役柄の年齢や生活環境の変化を表現する力に加え、長期撮影を支える演技力や作品全体を引っ張る存在感が求められます。そのため、経験の少ない俳優が抜てきされる場合もあれば、すでに映画やドラマで実績を積んだ俳優が起用される場合もあります。
歴代の主演には、松嶋菜々子、竹内結子、宮﨑あおい、石原さとみ、有村架純、広瀬すず、波瑠、安藤サクラ、伊藤沙莉、今田美桜など、幅広い世代の俳優が名を連ねています。朝ドラ出演後のキャリアは一様ではありませんが、主演を通じて俳優の新しい一面が知られることは、長いシリーズの魅力の一つです。
2026年10月現在の放送状況を整理すると、前期の第114作『風、薫る』は放送を終え、後期の第115作『ブラッサム』が放送中です。歴代作品を再視聴したい場合は、NHKオンデマンドなどの公式配信サービスで配信対象を確認するとよいでしょう。過去作はすべてが常時配信されているとは限らないため、作品名だけでなく配信期間や視聴条件も確認することが大切です。
【プロの結論】朝ドラヒロイン一覧を活用するときの判断基準
朝ドラ歴代ヒロイン一覧は、好きな俳優の出演歴を調べるだけでなく、テレビドラマが時代ごとに何を描いてきたのかを読み解く資料にもなります。作品を比較するなら、次の3つの視点を押さえると理解が深まります。
- 作品の年代とテーマを確認する:昭和・平成・令和のどの時期に制作された作品かを確認し、当時の社会背景と主人公の生き方を照らし合わせる。
- 主演とヒロインを区別する:男性主演作や複数ヒロイン作品では、主演俳優の名前だけでは物語の中心人物を十分に把握できないことがある。
- 視聴率は同じ指標で比較する:初回視聴率、最高視聴率、期間平均視聴率は別の数字であり、世帯視聴率と個人視聴率も混同しない。
特に注意したいのは、視聴率の高い作品を、そのまま「最も優れた作品」と決めつけないことです。『おしん』のように圧倒的な数字を残した作品もあれば、視聴率だけでは測れない話題性や作品の独自性を持つ作品もあります。ヒロインの演技、物語の構成、時代背景、放送当時の視聴環境を組み合わせて見ることで、朝ドラの歴史をより立体的に楽しめます。
【朝ドラヒロイン一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:朝ドラの歴代作品は2026年現在で何作ありますか?
A1:2026年度後期の『ブラッサム』が第115作です。1961年の第1作『娘と私』から数えて115作となります。
Q2:歴代朝ドラで平均視聴率が最も高い作品は何ですか?
A2:ビデオリサーチの関東地区・世帯視聴率データでは、1983年の『おしん』が期間平均52.6%で歴代1位です。番組最高世帯視聴率は62.9%でした。
Q3:男性が主演した朝ドラはありますか?
A3:あります。初期の『娘と私』『あかつき』『たまゆら』をはじめ、『ロマンス』『凛凛と』、近年の『エール』『らんまん』などが代表例です。
Q4:複数のヒロインが登場する朝ドラには何がありますか?
A4:『おしん』『ふたりっ子』『だんだん』『カムカムエヴリバディ』『風、薫る』などがあります。年代の異なる同一人物を複数の俳優が演じる形式と、複数の主人公がそれぞれ物語を担う形式では、作品の構成が異なります。
Q5:2026年現在、放送中の朝ドラと主演女優は誰ですか?
A5:第115作『ブラッサム』が放送中で、主演は石橋静河です。初回の関東地区世帯視聴率は15.5%ですが、期間平均視聴率は放送終了後に確定します。
Q6:歴代ヒロインの一覧で視聴率が掲載されていない作品があるのはなぜですか?
A6:初期作品では、現在の一覧と同じ基準で比較できる視聴率データが公表されていないものがあるためです。また、放送中の作品は期間平均がまだ確定していません。
まとめ:朝ドラ歴代115作をヒロイン・放送年・視聴率から振り返る
朝ドラヒロイン一覧を1961年の『娘と私』から2026年の『ブラッサム』までたどると、主演俳優の顔ぶれだけでなく、作品が描く女性像や社会のテーマ、物語の構成が大きく変化してきたことが分かります。『おしん』の期間平均52.6%という記録は歴代視聴率を語るうえで欠かせませんが、作品の魅力は数字だけで決まるものではありません。
歴代作品を選ぶ際は、好きな俳優、興味のある時代、実在の人物をモデルにした物語、複数ヒロインや男性主演といった構成上の特徴から探すと、自分に合う作品を見つけやすくなります。放送年と主演の一覧を入り口に、世代を超えて受け継がれてきた朝ドラの物語を振り返ってみてください。
2026年10月現在は、第115作『ブラッサム』が放送中です。今後も新たな主演俳優と物語が加わることで、朝ドラの歴史は更新されていきます。 (出典: 朝ドラ ヒロイン 一覧(Yahoo!ニュース))