お笑いコンビ「2700」のツネさんは、なぜコンビを脱退したのでしょうか。2011年の「キングオブコント」で準優勝し、「右ヒジ左ヒジ交互に見て」のリズムネタで人気を集めた2700。2023年8月、ツネさんはアメリカ挑戦を理由に脱退を発表しました。
ところが2026年10月、元相方の八十島さんがXで、脱退時に交わしたとする「ヒジネタを使わない」という約束をめぐり、ツネさんへの不満を表明。その翌日にはツネさんが直接謝罪し、ネタの共有を認め合う形で和解したと報じられました。さらに、ツネさんの現在の活動を調べると、アメリカでの挑戦やZUMBAインストラクターとしての新たな目標も見えてきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 脱退理由:ツネさんは2023年8月、アメリカでスタンダップコメディーに挑戦するため2700を脱退しました。
- 不仲説の発端:2026年10月19日、八十島さんが「右ヒジ左ヒジ」ネタの使用をめぐる約束についてXで不満を表明しました。
- その後の展開:10月20日にツネさんが謝罪し、ヒジネタを2人のネタとして共有することで合意したと報じられています。
- 2026年の現在:ツネさんはZUMBAインストラクターとして活動。八十島さんは2700の活動を続け、新メンバーを探しています。
【脱退理由】ツネはなぜ2700を離れたのか?発表当時の経緯
ツネさんが2700からの脱退を発表したのは、2023年8月7日です。吉本興業の関連メディア「FANYマガジン」などを通じて発表され、同月15日の東京・ルミネtheよしもとでの出演を最後に、コンビを離れることになりました。
当時、ツネさんが掲げた理由は「アメリカ挑戦」でした。お笑いコンビとしての活動を続けるのではなく、単身で新たな舞台に挑戦するという決断です。脱退に際しては、ファンや関係者への感謝とともに、アメリカでの夢に向かって進みたいという意向を表明しました。
一方、八十島さんはツネさんの希望を尊重し、2700自体は残すと説明。新メンバーを募集して「新生2700」として活動を続ける方針を示しました。つまり、発表時点ではコンビの即時解散ではなく、ツネさんの脱退と、八十島さんによる2700の継続という形が選ばれたのです。
2023年8月15日のラストステージ後、ツネさんは相方への感謝を表明し、今後は「ハッピーマン」としてアメリカという夢を追う意向を示しました。少なくとも公表された当初の説明からは、八十島さんとの長年の確執が脱退理由だったとは確認できません。
お笑いナタリーやTBS NEWS DIGも、当時の発表をアメリカ挑戦を理由とした脱退として報道しています。脱退の公式な説明と、2026年に表面化したネタの使用をめぐる対立は、分けて考える必要があります。
【経歴・年表】キングオブコント準優勝から2026年の騒動まで
2700は2008年2月に結成されたお笑いコンビです。結成した年に「キングオブコント」の決勝に進出し、2011年には準優勝を果たしました。独特のリズムと動きを組み合わせたネタで知名度を高め、とりわけ「右ヒジ左ヒジ交互に見て」はコンビを象徴する代表ネタになりました。
ツネさんの脱退後も2700の名称は残り、八十島さんが単独で活動する一方、ツネさんは新しい分野への挑戦を続けました。2026年10月の騒動を理解するには、次の時系列を押さえておくと分かりやすくなります。
| 時期 | 主な出来事 | 確認できるポイント |
|---|---|---|
| 2008年2月 | 2700結成 | 八十島さんとツネさんがコンビとして活動を開始。 |
| 2011年 | キングオブコント準優勝 | リズムネタなどで人気を集め、代表的な実績を残す。 |
| 2023年8月7日 | ツネさんが脱退を発表 | アメリカ挑戦に力を注ぐ意向を公表。 |
| 2023年8月15日 | 2700としてのラストステージ | ルミネtheよしもとでコンビ活動を終える。 |
| 2025年 | ZUMBAインストラクターの資格を取得 | ツネさんが新たな活動の軸を築く。 |
| 2026年9月 | ZUMBAへの挑戦が報じられる | 「1年後に1万人と踊る」という目標を掲げる。 |
| 2026年10月19日 | 八十島さんがXで不満を表明 | 脱退時の約束とヒジネタの使用が争点に。 |
| 2026年10月20日 | ツネさんが謝罪し、和解を報告 | ヒジネタを2人のネタとして共有することで合意したと報じられる。 |
この年表から分かるのは、2026年の騒動が脱退発表そのものから始まったわけではないということです。脱退から約3年が経過した後、過去の代表ネタをどう扱うかという問題が表面化し、両者の認識の違いがSNS上で明らかになりました。
【アメリカ挑戦の真相】渡米後の活動とツネの現在
ツネさんの脱退理由として発表されたアメリカ挑戦は、その後どうなったのでしょうか。2026年9月30日公開のCHANTO WEBのインタビューでは、ツネさん本人がアメリカでの活動や、その後の進路について説明しています。
ツネさんはアメリカのジャパンフェスで出店し、現地のステージで体を張った芸を披露した経験から、本格的にアメリカへ挑戦したいという思いを強めたといいます。脱退後は約2年間にわたってアメリカでステージに立ったり、オーディションを受けたりしたと説明しています。
ただし、アメリカで活動することと、アメリカに生活拠点を移して本格進出することは同じではありません。ツネさんによれば、現地で活動を続けるにはビザが必要で、日本での実績を示す資料をまとめて申請を準備したものの、弁護士から実績が十分ではないとの見解を受け、申請を断念したそうです。
この経緯を踏まえると、アメリカ挑戦そのものを諦めたというより、継続的な活動に必要な条件を整えられず、日本で実績を積み直す道を選んだと理解するのが適切です。八十島さんは10月19日のX投稿で、ツネさんがアメリカにまだ行っていないと主張しましたが、ツネさん本人のインタビューでは、現地でのステージ活動やオーディション経験が語られています。両者の発言は、「渡米経験」と「本格的な移住・進出」を区別して読む必要があります。
現在のツネさんが力を入れているのが、ダンスフィットネスのZUMBA(ズンバ)です。2025年にインストラクター資格を取得し、各地のイベントやスタジオでレッスンを行ってきました。掲げている目標は「1年後に1万人とZUMBAを踊る」ことです。
一方、2025年12月には別の運動が原因で膝の半月板を損傷し、手術を受けたことも同インタビューで明かしています。2026年9月時点では回復を優先しながら、活動を再び軌道に乗せようとしている状況でした。
こうした近況から見えるのは、ツネさんが脱退後、単にアメリカ行きを延期しているだけではないという点です。お笑いの経験やリズム感を生かしつつ、フィットネスという新しい分野で活動基盤をつくろうとしています。アメリカ挑戦も本人の説明では将来的な目標として残っています。
【八十島のX発言】右ヒジ左ヒジネタへの不満と不仲説の真相
2026年10月19日夜、八十島さんは自身のXで、ツネさんの脱退時に交わしたとする約束について説明しました。投稿の中心にあったのは、2700の代表ネタである「右ヒジ左ヒジ交互に見て」を、脱退後のツネさんが披露していたことへの不満です。
八十島さんの説明によれば、ツネさんからアメリカでスタンダップコメディーに挑戦したいとして脱退の申し出があった際、八十島さんは本人の意思を尊重する一方、2700のネタを今後は使わないよう求めたといいます。投稿では「ヒジも禁止よ」と伝え、ツネさんから「わかりました」と返答があったと振り返りました。
八十島さんが問題視したのは、ヒジネタがTikTokなどで披露されていたことです。投稿では、ツネさんがアメリカで本格的に活動する段階に至っていない一方、ネタを使い続けていることへの不満を表明。「もう応援はしない」「離れて良かった人だった」と厳しい言葉をつづりました。
この投稿を受け、日刊スポーツやJ-CASTニュースなどが騒動を報道。ネット上では、脱退時の約束を守るべきだという受け止めがある一方、長年の代表ネタをめぐる事情や、SNSで相手への不満を公表することへの疑問も紹介されました。反応は一様ではありません。
ただし、ここで押さえておきたいのは、脱退時のやり取りについて、広く報道された内容は八十島さん側の説明を出発点としていることです。2026年10月19日の時点で、両者の主張が法的な場で判断されたわけではありません。公に確認できるのは、八十島さんが約束違反だと受け止めて不満を表明したこと、そして翌日にツネさんが直接謝罪したことです。
この騒動をもって「2人は脱退前からずっと不仲だった」と断定することもできません。2023年の脱退発表時には、八十島さんはツネさんのアメリカ挑戦を尊重すると説明し、ツネさんも15年間の活動への感謝を述べていました。2026年に表面化した対立は、少なくとも報道上は、脱退時の約束と代表ネタの使用をめぐる問題として整理されています。
【10月20日に和解】ヒジネタ使用をめぐる約束はどう変わった?
八十島さんの投稿から一夜明けた10月20日、騒動は新たな展開を迎えました。ツネさんは自身のXで、八十島さんに電話をかけて直接謝罪したことを報告しました。
ツネさんは、ヒジネタを使わないと約束していたにもかかわらず披露してしまったことについて謝罪。そのうえで、八十島さんの思いを聞き、自分の気持ちも伝えたと説明しました。さらに、八十島さんから「それなら、ヒジは2人のネタで良いよ」と言ってもらったことを明かしています。
同日、八十島さんもTikTokで電話の内容や話し合いの経緯を説明したと日刊スポーツなどが報道しました。八十島さんによると、ツネさんは脱退後しばらくはヒジネタを断っていたものの、周囲から求められるうちに断りにくくなったと説明したそうです。
八十島さんが改めてヒジネタを使いたいか尋ねると、ツネさんは使いたいと回答。これを受け、八十島さんはネタを自分だけのものとするのではなく、2人で共有する考えを示し、ツネさんも了承したと伝えられています。
この合意によって、10月19日に表面化した対立は、少なくとも当事者が公表した範囲では和解に向かいました。ただし、これは2人が話し合って決めたネタの扱いに関する合意であり、第三者が著作権や利用権について法的判断を下したという意味ではありません。
今回の問題は、長くコンビを組んできた芸人同士でも、脱退後に過去のネタをどう扱うかについて認識の違いが生まれ得ることを示しています。特に、コンビの代表作が個人の知名度や出演機会にも直結する場合、活動の区切りをつける段階で利用条件を明確にしておくことが、双方にとって大切になります。
【2026年の2人】ツネの芸能活動と八十島の2700は今後どうなる?
2026年10月26日時点で、ツネさんはZUMBAインストラクターとしての活動を進める一方、芸人としての経験も持ち続けています。「1年後に1万人と踊る」という目標は、過去の知名度を新しい分野への集客や活動につなげる試みでもあります。
アメリカでの本格的な活動については、ビザ取得に向けた実績づくりが課題として残っています。現地でのステージ経験は本人が語っていますが、移住や継続的な拠点の確立が実現したとまではいえません。今後は日本での活動実績を積みながら、ZUMBAと芸能活動をどう結びつけるかが注目点です。
また、「吉本興業を退所した」という情報と「2700を脱退した」という事実は、混同しないようにする必要があります。吉本興業の公式プロフィールには、2026年時点でもツネさんのプロフィールが掲載されています。プロフィールの掲載だけで契約の詳細まで断定することはできませんが、少なくとも脱退発表と同時に吉本興業を退所したと決めつけるのは適切ではありません。
一方の八十島さんは、2700の名前を残して単独で活動を継続しています。吉本興業の公式プロフィールでも、コンビ名は2700として掲載され、メンバー欄には八十島さんの名前が記載されています。脱退発表時に掲げた新メンバー募集の方針も、コンビの今後を考えるうえで重要なポイントです。
ただし、新メンバーが正式に決定したという情報と、募集を続けているという情報は区別する必要があります。新しい相方が加わるのか、八十島さんがピン芸人としての活動を中心にするのか、今後の方向性は引き続き注目されます。
ツネさんにとっては新しい分野で実績を築くこと、八十島さんにとっては2700の看板と代表ネタをどう次につなげるかが、それぞれの課題です。10月20日の和解報告は、両者が過去のネタをめぐる対立を整理し、それぞれの活動を続けるための一歩になったと受け止められます。
【ツネ2700脱退】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2700のツネはなぜ脱退したのですか?
A1:2023年8月、アメリカでスタンダップコメディーに挑戦するためと発表しました。脱退後には実際にアメリカでステージに立ち、オーディションを受けた経験も本人が語っています。一方、本格的な進出にはビザ取得などの課題があり、2026年はZUMBAインストラクターとしても活動しています。
Q2:八十島とツネは不仲になったのですか?
A2:2026年10月19日、八十島さんが脱退時の約束とヒジネタの使用をめぐって不満を表明し、対立が表面化しました。ただし、翌20日にはツネさんが直接謝罪し、ヒジネタを2人で共有することで合意したと報じられています。これだけで長年の不仲があったと断定することはできません。
Q3:ツネは脱退後も「右ヒジ左ヒジ」のネタを使えるのですか?
A3:八十島さんは当初、脱退時に使用しない約束を交わしたと説明していました。しかし2026年10月20日、両者が話し合い、ヒジネタを2人のネタとして共有することで合意したと報じられています。これは当事者間の話し合いによる合意であり、著作権などについて裁判所が判断したということではありません。
まとめ:【プロの結論】ツネの脱退は終わりではなく、新たな挑戦の始まり
2700のツネさんが脱退した理由は、2023年に公表されたアメリカ挑戦です。2011年のキングオブコント準優勝や「右ヒジ左ヒジ交互に見て」で知られるコンビを離れ、別の舞台で活動する道を選びました。その後、アメリカでのステージ経験を積みながらも、ビザ取得の壁に直面。2026年はZUMBAインストラクターとして新たな目標に取り組んでいます。
一方、2026年10月の騒動では、八十島さんがヒジネタの使用をめぐる約束について不満を表明しました。しかし、ツネさんの謝罪と両者の話し合いによって、ネタを共有する方向で和解したと報じられています。発言の一部だけを切り取って「絶縁」や「完全な不仲」と決めつけると、その後の展開を見誤ることになります。
【プロの結論】 今回の一件で注目すべきなのは、単なるコンビの不仲説ではなく、長年の代表ネタを個人の活動にどう引き継ぐかという問題です。コンビを離れることと、過去の作品を使う権利や当事者間の約束は別の論点です。さらに、アメリカ挑戦についても、渡米経験、本格進出、移住を区別することで、ツネさんの現在を正確に理解できます。
今後は、ツネさんがZUMBAの活動や芸能活動でどのような実績を築くのか、八十島さんが2700の新たな展開を実現するのかが焦点となります。2人の関係についても、10月20日に公表された合意を踏まえ、その後の本人たちの発信と実際の活動を見ていくことが大切です。 (出典: ツネ 2700 脱退(Yahoo!ニュース))