子どもにノンタンの絵本を読んであげたいけれど、「何ヶ月から楽しめる?」「赤ちゃん版と『ノンタンあそぼうよ』は何が違うの?」と迷っていませんか。ノンタンは、1976年に刊行が始まったロングセラー絵本シリーズ。2026年には誕生50周年を迎え、赤ちゃん向けの絵本から、友達との関わりや生活習慣を題材にした作品まで、幅広いラインアップがそろっています。
偕成社の公式サイトによると、「赤ちゃん版ノンタン」は0歳から、定番の「ノンタンあそぼうよ」は2歳からが対象年齢の目安です。一方、数字遊びができる『ノンタン1・2・3』は、個別の商品情報では1歳からと案内されています。この記事では、公式のシリーズ情報や書誌情報をもとに、月齢・年齢に合った選び方、読み聞かせの始めどき、おすすめ作品を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 対象年齢:赤ちゃん版ノンタンは0歳から、ノンタンあそぼうよは2歳からが公式の目安。
- 年齢別の選び方:0歳は表情や食べ物、1歳は数字や身近な遊び、2歳は物語や順番、3歳は友達との関係を楽しめる作品がおすすめ。
- 読み聞かせの開始時期:生後何ヶ月からという一律の決まりはなく、赤ちゃんの様子に合わせて短時間から始められる。
【結論】ノンタンはいつから楽しめる?公式の対象年齢をチェック
ノンタンの絵本は、0歳から楽しめる赤ちゃん向けシリーズと、2歳ごろから楽しめる定番の物語シリーズに大きく分けられます。初めて購入するなら、子どもの年齢だけでなく、絵を眺めるのが好きなのか、言葉をまねするのが好きなのか、物語を楽しめるようになってきたのかも判断材料になります。
偕成社の公式サイト「みんな大好き!ノンタン」のシリーズ紹介では、主なシリーズが次のように案内されています。
- 赤ちゃん版ノンタン:全9巻・0歳から
- ノンタンあそぼうよ:全23巻・2歳から
- ボードブック ノンタン:全3巻・2歳からというシリーズ案内。ただし、個別作品には異なる対象年齢の表示もある
- すきすきノンタン:全2巻・3歳から
ここで押さえたいのは、対象年齢は「その年齢になるまで読めない」という意味ではないことです。出版社が示す年齢は、作品の内容や遊び方に合わせて選ぶための目安です。赤ちゃん版を2歳児が気に入ることもあれば、2歳向けの物語を1歳の子どもが絵を中心に楽しむこともあります。
なお、シリーズ全体の対象年齢と個別作品の商品ページの表示が異なる場合もあります。購入時には、シリーズ紹介だけでなく、作品ごとの書誌情報も確認すると選びやすくなります。
【年齢別比較】0歳・1歳・2歳・3歳におすすめのノンタン絵本
年齢別に選ぶなら、赤ちゃんのうちは表情や身近なものを楽しめる作品、1歳ごろからは簡単な数や動作を扱う作品、2歳以降は物語の展開や友達とのやりとりがある作品へと広げていく方法がおすすめです。
偕成社の公式書誌情報とシリーズ紹介をもとに、選びやすい作品をまとめました。
| 年齢の目安 | おすすめ作品 | 楽しみ方・選ぶポイント |
|---|---|---|
| 0歳 | 『ノンタンにんにんにこにこ』『ノンタンもぐもぐもぐ』『ノンタンいないいなーい』 | 表情、食べ物、いないいないばあなど、身近な絵や繰り返しを楽しむ。 |
| 1歳 | 『ノンタン1・2・3』、赤ちゃん版ノンタン | 数字や絵を一緒に眺め、指差しやまねっこにつなげる。 |
| 2歳 | 『ノンタンぶらんこのせて』『ノンタンおやすみなさい』 | 短い物語や繰り返しの言葉、順番や生活に関するテーマを楽しむ。 |
| 3歳 | 『ノンタンテッテケむしむし』『ノンタンがんばるもん』 | 登場人物の気持ちや出来事の展開に注目し、読み終えたあとに会話を楽しむ。 |
上の表は選書の目安です。0歳向けの3作品は、偕成社が赤ちゃん版ノンタンとして紹介している絵本です。『ノンタン1・2・3』は個別の商品ページで1歳から、『ノンタンぶらんこのせて』は2歳から、『ノンタンテッテケむしむし』『ノンタンがんばるもん』は3歳からと案内されています。
とくに3歳ごろは、ただ絵を眺めるだけでなく「どうしてこうなったの?」「ノンタンはどんな気持ちかな?」といった会話も楽しみやすくなります。子どもが自分から質問したり、好きな場面を説明したりするようになったら、物語性のある作品を選ぶよいタイミングです。
【0歳・1歳】赤ちゃん版ノンタンは何ヶ月から?初めての絵本の選び方
赤ちゃん版ノンタンは、0歳からが公式の対象年齢です。ただし、「生後何ヶ月になったら必ず読み聞かせを始める」といった決まりがあるわけではありません。赤ちゃんが絵本を見たり、保護者の声を聞いたりできるときに、無理のない範囲で始められます。
初めてのノンタンなら、次の3冊が選びやすい候補です。
- 『ノンタンにんにんにこにこ』:うれしい顔や怒った顔、泣いた顔など、ノンタンのさまざまな表情が登場します。赤ちゃんの表情に合わせて声をかけたいときに向いています。
- 『ノンタンもぐもぐもぐ』:食べ物を題材にした作品です。食べ物に興味を持ち始めた子どもと、絵を見ながら楽しめます。
- 『ノンタンいないいなーい』:おなじみの「いないいないばあ」を題材にしています。声の調子や間を変えながら読むのもおすすめです。
1歳ごろになったら、赤ちゃん版を引き続き楽しみながら、数字や身近な遊びを扱う作品を加えてみましょう。『ノンタン1・2・3』は、ノンタンたちと一緒に数字を数えるボードブックで、個別の商品情報では対象年齢が1歳からとなっています。
なお、公式シリーズ紹介では「ボードブック ノンタン」全体の対象年齢は2歳からとされています。シリーズ全体の案内と個別作品の案内が異なるため、『ノンタン1・2・3』を選ぶ際は、個別の商品ページに記載された対象年齢を確認するのがわかりやすい方法です。
赤ちゃんがページをめくりたがったり、途中で別のものに興味を移したりしても、読み聞かせを失敗したと考える必要はありません。最初は数ページだけでも十分です。絵本を口に運ぶ時期には、保護者がそばで見守り、紙の端や破れた部分にも注意しましょう。
【2歳・3歳】ノンタンあそぼうよは何歳から?定番作品の魅力
定番の「ノンタンあそぼうよ」は、偕成社の公式シリーズ紹介で全23巻・2歳からと案内されています。シリーズの魅力は、ノンタンが遊んだり、失敗したり、友達とやりとりしたりする身近な出来事が物語になっていることです。
初めて定番シリーズを読むなら、代表作の『ノンタンぶらんこのせて』から始める方法があります。偕成社の商品ページでは対象年齢は2歳から。ブランコをめぐる友達とのやりとりに加え、数を数えたり順番を交代したりする場面が描かれています。
この作品は、順番を待つことや友達と遊ぶことを考えるきっかけにもなります。ただし、絵本を読んだからといって、すぐに順番を守れるようになるとは限りません。実際の遊びと結びつけて、「次は誰かな?」と話しながら繰り返し読むと、物語を日常の経験につなげやすくなります。
生活習慣をテーマにした作品を探しているなら、『ノンタンおやすみなさい』や『ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう』も候補です。前者は夜の過ごし方、後者は泥遊びのあとに体をきれいにすることを題材にしています。寝る前やお風呂の時間など、実際の生活場面に合わせて読むと、子どもが内容を身近に感じやすくなります。
3歳ごろには「すきすきノンタン」シリーズも選択肢に入ります。公式案内では全2巻・3歳からで、『ノンタンテッテケむしむし』は音楽、『ノンタンがんばるもん』は病院や注射をテーマにした作品です。子どもが興味を持っていることや、これから経験する出来事に合わせて選ぶと、絵本の楽しみ方が広がります。
なお、「ノンタンあそぼうよ」全23巻のシリーズ紹介は2歳からですが、全巻セットの商品ページでは対象年齢が3歳からと表示されています。個々の作品とセット商品で表示が異なるため、2歳の子どもが読む場合は、まず『ノンタンぶらんこのせて』など、作品単位で対象年齢を確認して選ぶのがおすすめです。
【読み聞かせのコツ】ノンタンは何ヶ月から読み聞かせできる?
ノンタンの読み聞かせは、0歳から始められます。大切なのは、年齢に合わせた長い時間を確保することよりも、赤ちゃんや子どもが落ち着いて楽しめるタイミングを選ぶことです。
- 0歳:赤ちゃんの顔が見える位置で絵本を開き、絵を指しながらゆっくり話しかける。機嫌がよければ短時間から始める。
- 1歳:絵を指差したり、動物や食べ物の名前を言ったりして、子どもの反応を待つ。気に入ったページは何度読んでもよい。
- 2歳:繰り返しの言葉や数字を一緒に声に出す。途中で質問したり、絵を見て会話したりする。
- 3歳:読み終わったあとに、好きな場面や登場人物の気持ちについて話す。子どもが望めば、同じ本を何度も読む。
読み聞かせの時間は、毎回最後まで読み切る必要はありません。途中でページを閉じたがる日もあれば、同じ場面を何度も読みたがる日もあります。子どもの様子を見ながら柔軟に楽しみましょう。
また、絵本を読む目的を「言葉を覚えさせる」「生活習慣を身につけさせる」といった学習だけに限定しないこともポイントです。保護者の声や表情と一緒に物語を楽しむ時間そのものが、絵本に親しむきっかけになります。
【50周年の節目】ノンタンはいつからある?シリーズの歴史と特徴
ノンタンシリーズの刊行が始まったのは1976年8月です。偕成社の会社案内では、同年8月にシリーズの刊行を開始したことが紹介されています。2026年は刊行開始から50年にあたります。
偕成社の公式サイト「ノンタンが生まれるまで」によると、ノンタンの原型は、作者のキヨノサチコさんが描いた「まっ白なこぎつね」でした。出版社の編集長から、もっと子どもに身近な動物を主人公にしてはどうかという助言を受け、白い子猫へと変更された経緯があります。
刊行にあたっては、まず『ノンタンぶらんこのせて』と『ノンタンおやすみなさい』が世に出ました。公式の紹介では、当時は絵本に教育的な要素が求められていたこともあり、いたずらっ子のノンタンや漫画的な絵に対して大人から批判が寄せられた一方、子どもたちからは友達のような存在として人気を集めたと説明されています。
この背景は、現在のノンタンの魅力を考えるうえでも興味深い点です。ノンタンはいつも模範的に振る舞う主人公ではありません。遊びたい気持ちやわがままな一面、失敗する姿も描かれています。子どもに近い目線で日常を表現しているからこそ、読み手が登場人物に親しみを感じやすいのでしょう。
2026年には、50周年記念の企画も展開されています。また、偕成社の公式ウェブマガジンでは、しかけ絵本『ノンタンのおうち』が2026年8月24日に発売され、対象年齢は3歳からと紹介されています。昔からの定番作品だけでなく、年齢や遊び方に合わせた新しい楽しみ方が加わっている点も、現在のシリーズの特徴です。
【ノンタンいつから】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ノンタンは生後何ヶ月から読み聞かせできますか?
A1:赤ちゃん版ノンタンは0歳からが対象です。生後何ヶ月からという一律の開始時期はありません。赤ちゃんの機嫌がよいときに、絵を見せながら短時間から始めてみましょう。
Q2:『ノンタンぶらんこのせて』は何歳からですか?
A2:偕成社の公式商品情報では2歳からです。ブランコをめぐる友達とのやりとりや、順番を交代する場面が描かれています。2歳ごろからの読み聞かせにおすすめの定番作品です。
Q3:『ノンタン1・2・3』は何歳から楽しめますか?
A3:個別の商品ページでは1歳からと案内されています。一方、公式シリーズ紹介ではボードブックシリーズ全体を2歳からとしています。数字を楽しむ作品として、子どもの反応に合わせて選ぶとよいでしょう。
Q4:0歳におすすめのノンタン絵本はどれですか?
A4:『ノンタンにんにんにこにこ』『ノンタンもぐもぐもぐ』『ノンタンいないいなーい』などがおすすめです。表情、食べ物、いないいないばあなど、赤ちゃんが親しみやすい題材から選べます。
Q5:3歳になったら、どのノンタンを選べばよいですか?
A5:友達との関わりや物語の展開を楽しみたいなら、『ノンタンテッテケむしむし』『ノンタンがんばるもん』などの「すきすきノンタン」が候補です。どちらも公式の対象年齢は3歳からです。しかけで遊びたい子には『ノンタンのおうち』も選択肢になります。
まとめ:ノンタンは年齢よりも子どもの興味に合わせて選ぼう
ノンタンはいつから楽しめるのか。基本の目安は、赤ちゃん版ノンタンが0歳から、ノンタンあそぼうよが2歳から、すきすきノンタンが3歳からです。『ノンタン1・2・3』は個別の商品ページで1歳からと案内されています。
初めての絵本なら、表情や食べ物を楽しめる赤ちゃん版から。数字や遊びに興味を持ち始めたら『ノンタン1・2・3』、友達との関わりや物語を楽しめるようになったら『ノンタンぶらんこのせて』などの定番シリーズへと広げていくと、選びやすくなります。
年齢表示はあくまで目安です。対象年齢に達しているかだけで判断せず、子どもがどんな絵に反応するか、どんな言葉をまねするか、どの場面を気に入るかを見ながら選んでみてください。1976年から続くノンタンの世界には、赤ちゃん期から幼児期まで、その時々の成長に寄り添える一冊が見つかるはずです。
参考資料:偕成社公式サイト「みんな大好き!ノンタン」のシリーズ紹介・作品別書誌情報・「ノンタンが生まれるまで」、偕成社会社案内、偕成社ウェブマガジン。 (出典: ノンタン いつから(Yahoo!ニュース))